骨粗鬆症(こつそしょうしょう)と聞くと何を思い浮かべますか。
たいていの方はカルシウムと思い浮かべる方が多いです。
カルシウムを摂ることも非常に大事ですが、 多くとればいいわけではなく腸管からの吸収を効率よくするためには、 ビタミンの1種であるビタミンDが必要になってきます。
ビタミンDと聞いてもなんの食べ物に含まれているのか思いつかない方が多いです。
まずは骨の密度の測定 (骨塩量測定検査) をして一定の値以下だと骨粗鬆症と診断し、前記のビタミンDを薬として内服し効率よく骨を強化していきます。
骨が弱くなるとちょっとしたことで骨折し、場合によっては寝たきりになって、 要介護状態になってしまいます。
転ばぬ先の杖で、若いうちから骨を強くしておくことが大切です。
当院の骨粗鬆症治療
当院では簡単にできる骨塩量測定検査を行って病気の予防に努めております。
まず手のレントゲン検査(痛みなど全くない検査)を行いその画像をコンピューター処理して骨の密度を測定します。 まだ若いから大丈夫と思わずに受診してください。
特に更年期あたりになると、 女性ホルモンの分泌量が低下して、 急激に骨の密度が低下します。
運動不足で、食事にかたよりのある方も骨粗鬆症の危険要因になりますので、ぜひ一度検査してみてはいかがですか。
検査は予約なしで受診当日にできます。